日本酒の基礎知識

日本酒は、沢山の種類があり中高年を中心に人気の高いお酒です。しかし多くの人が知っているようで知らない日本酒。 ここでその特徴・種類を紹介します。

飲み物の中でお酒の類に入るのは、アルコール分が1度以上の物と酒税法第二条第一項で規定されていて、酒はビール・ワインなどの醸造酒、焼酎・泡盛などの蒸留酒、リキュール・みりんなどの混成酒の3つに分かれていて、その中で日本酒は醸造酒に分類されます。

そして、日本酒は使用出来る原料に必ずお米を使っています。日本酒を作る工程では「こす」と言う作業を行う事が酒税法第3条第7号できちんと決められています。

日本酒は世界でも珍しく“燗にしても美味しい、冷やしても美味しい”というお酒です。
もちろん飲む温度は他の酒とは比べ物にならないくらい幅広く5℃〜55℃位までとなっています。
また日本酒は冬から春、夏から秋へと日本の四季の移ろいとともに生まれ、それと共に育つ酒です。日本独特の気候風土が生み出した酒は、豊かな自然の恵みと日本人の知恵の結晶でもあるといえます。

最近では、日本での消費は減退傾向にありますが、アメリカ・フランスを中心として日本酒、とくに吟醸酒のブームが起こっているそうです。他にも料理に魚介類の臭み消しや香り付けなどの調味料としても使用されています。

まだ日本酒を飲んだ事の無い20歳以上の人は、1度日本酒の良さを味わってみてはいかがですか。
飲んでいる途中に日本の良さが見られるかもしれません。

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